こんにちは。サラリーマン大家Nです。
今日は先日リリースされたSBIネオモバイル証券(通称ネオモバ)について書きたいと思います。
結論から言うと僕はお勧めしません。
Tポイントでいろいろ買いもできるのに、わざわざ個別株買ってもビギナーは損するのがオチです。
以前にも書きましたが、日本の個別株なんて上級者向けです。
とはいえ、早速ネット上ではアフィリエイト目的のブロガーさんがネオモバのメリットたくさん買いて、巧みに誘導してますね。
そこらじゅうにネオモバの口座開設広告貼られてて記事を読むのが不快でした(p_-)
こういった記事にはバイアスかかってるので注意しましょう。
SBIネオモバイル証券の狙いは20〜30代をターゲットにスマホ対応に徹底していき、全国6800万人いると言われるTポイント会員が気軽に株式投資やロボアド始めれる道筋を作りたいようです。
ではネオモバイル証券のメリットとデメリットを解説したいと思います。
メリット
Tポイントで株式が買える。☆☆
通常100株のところを1株から買える。☆☆☆
取引でTポイントがつく。☆☆
ロボットアドバイザー『ウェルスナビ』が通常10万円からではなく1万円から始めれる。☆
※☆の数でメリットの強弱を表現
デメリット
投資信託が買えない。★★★★
NISA、iDeCoに対応してない。★★★
毎月もらえる200pはネオモバ利用のみ。★
スマホアプリはまだリリース前。★
いくつも証券口座あると面倒くさい。★
※★の数でデメリットの強弱を表現
では深掘り解説していきますね。
Tポイントで株式が買える。☆☆
→楽天証券でも楽天ポイントで投資信託買えますが、ネオモバでもTポイントで株式投資やロボアドできるので、ビギナーも第一歩を踏み出しやすいですね。
通常100株のところを1株から買える。☆☆☆
→個別株を買う中上級者にとっては細かく買えることは平均取得価格を下げれるのでメリットあります。
取引でTポイントがつく。☆☆
→買ったらポイント付くは現代では当たり前ではありますが、嬉しいことです。
ロボットアドバイザー『ウェルスナビ』が通常10万円からではなく1万円から始めれる。☆
→ウェルスナビやりたくても10万円からは敷居高いという人にはスタートしやすいも、そもそもロボットアドバイザーをお勧めできないです。
投資信託が買えない。★★★★
→投資初心者に定着してもらうにはお金が増えたという成功体験が必要です。それをキッカケに自身で勉強してモチベーションを上げていき、毎月積立額も増やしていくのが良いと思います。成功に最も近い投資信託(VTI)が買えないのは致命的。
NISA、iDeCoに対応してない。★★★
→投資金額が増えたら非課税のがシンプルに嬉しい。
スマホアプリはまだリリース前。★
→楽天証券のアプリはとても評判良く、若い世代をターゲットなら良いアプリを早くリリースしてほしい。
いくつも証券口座あると面倒くさい。★
→僕も最大で4口座持っていた時期もあり、それぞれメールやDM書類送られて処理に少しでも時間取られるのがもったいない。
お金を賢く手軽に増やしたいなら米国株インデックス投資信託(VTI)をコツコツと積立していくのがお勧めです。
直近の26ヶ月の利回り成績(2017/01/01〜2019/04/01)をざっくりまとめました。
VTI 11.5% 年利
ひふみ投信 11.5% 年利
日本株インデックス 5.3% 年利
ウェルスナビの柴山社長が26ヶ月ウェルスナビ毎月積立した結果の利回りを公開していて年利7%でした。
VTIとひふみ投信は中身が相当違うのに、それぞれ長期で良いパフォーマンス発揮してますね。
日本株インデックスは相変わらずVTIにぼろ負けですね。
ウェルスナビの利回りもパンチ力不足で、投資始めても増えた実感ないと、もっとたくさんお金預けて→運用してもらって→将来の経済的不安を解消してもらおうってなりませんよね。
ネオモバイル証券は現状では投資ビギナーが損しそうな仕組みになっていて、得をするのはデータの取れる証券会社とTポイント絡みでも資金を調達できる上場企業って思えてしまいます。
ビギナー投資家(インベスター)も証券会社も企業もwin-winな関係出ないと長続きしないと思います。
ちなみに僕は楽天証券VTIを毎週買い増ししてます。
手数料ゼロだから毎月でなく毎週買えるのでドルコスト平均法の極み型と言えます。
さらにiDeCoでもVTIを選んで節税と運用益出てます。
NISA枠ではひふみ投信が運用益をしっかり出してくれて非課税の恩恵うけてます。
増えれば増えるほどそれに比例して証券会社の管理料も増えるのでとてもwin-winな関係です。
今日も閲覧ありがとうございます。
サラリーマン大家N
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