こんにちは。サラリーマン大家の中居です。
株、投資信託、不動産、ブログで副業してます★☆★☆
今日はキャッシュポジションの取り方を伝えたいと思います。
理想的なキャッシュポジションの取り方は投資家(インベスター)として失敗しないための基礎力の1つだと思ってます。
キャッシュポジションとは投資元本の中でまだ投資に回していない手元にある現金のことです。
仮に100万円投資元本あって株に80万、現金20万ならキャッシュポジション20%なの。
そして、キャッシュポジションが高すぎると、手持ちのお金が休んでることが多い状態で運用効率は悪いです。
逆にキャッシュポジションが低すぎると、暴落時に現金がなくて安値でたくさん買えないことに。
仮にサラリーマンで毎月収入が予想できて、毎月貯蓄にしっかり回せてる人なら、キャッシュポジション低めやフルインベストメント(キャッシュポジション0%)でもありかと。
キャッシュポジションの理想は一般的に10〜20%と言われています。
ただ年齢によるところもあり、独身若者なら低めもありですし。年配の方なら高め。これからの結婚や出産等のライブイベントにもよります。
投資の格言の1つに『落ちたナイフは拾え』があります。
底値で買うことは大きなリターンを生みます。
気を付けたいことは。
意外と自分のリスク許容度がわかっていない人が多く、フルインベストメントに近い初心者も多いです。
メンタルがきつくてセオリーに反した投資行動をしたりありがちです。
我慢できずに安値で手放してしまったり、高値で自信満々に大きく買い足したりと。
また、いざ暴落時にはなかなか安値で拾えない、ナンピン買いできない人も多いです。
知っていると出来るは違うということですね。
次にケースバイケースで考えてみましょう。
相続でまとまったお金が入る。退職金。資産運用を始める人などがあると思います。
どのケースでも、急いで買って高値をつかむと非常に苦しい展開になります。
①相続や退職金で得た大きい金額を運用したい人は5年60カ月で80%の投資元本を使ってドルコスト平均法で買っていきましょう。
残り20%は暴落時に備えるキャッシュポジション20%となります。
②投資を初めて始める方は、まずは積立NISAも並行して財政優遇を受けながら、肩慣らしをしていくのもありです。
3年36カ月で80%の投資元本を同じくドルコスト平均法で購入していきましょう。キャッシュポジション20%となります。
投資運用経験の浅い人にはキャッシュポジション10%やフルインベストメントは精神衛生良くないので、まずはCP(キャッシュポジション)20%の提案としました。
次に暴落時の対処ですが、チャイナショックやファーウェイショックは下落20%のプチバブル崩壊級でリーマンショック級なら40%下がる可能性あります。
暴落期間の長さもプチバブルとバブル崩壊では差があります。
なので、20%近く価格が下がったら積立はいつも通り買って、さらに貯めていた投資元本CP20%を使って1カ月1回CP1%相当額を20カ月でも、CP2%を10ヶ月でも分けて安値で買うことで平均取得価格下がります。
プチバブル崩壊級の暴落なら2ヶ月とかで、CP2〜4%使ってるうちに価格は上昇して元に戻ることが多いです。
リーマンショック級は20%下落してから40%底値まで到達して再度20%下落時の価格まで戻るのに約16ヶ月要したのでCPをあらかた使い切ってフルインベストメントになることも想定されます。
安値で拾えたことが10年20年と長い期間で観ると良い利回りを出す秘訣になりますし。精神的も健康で運用を続けていけると思います。
余談ですが、僕が6年前に始めて地方銀行で投資信託を買う際には銀行担当者はキャッシュポジションの取り方なんて教えてくれなくてどんどん押し売りでした。泣。
毎月分配型のREIT。ブラジルやカナダ関連のテーマ商品など。
早く顧客をフルインベストメントにしてでも手数料がたくさん欲しかったのでしょう。
年間ノルマもあると聞いてますし。
その頃はたまたま好景気でしたので、トータルで1割増し程度で利益確定して、それからはコツコツと積立していくスタイルに移行できたので僕は運が良かったと思います。
資産運用初心者の人がスタートでつまずいて損をしてしまうと、ネガティブなイメージ持って辞めてします人が多いですから。
そうやって運用は悪のイメージが蔓延してまっている日本の現状があります。
優秀なインベスターが日本でも増えていくと好景気循環にもつながります。
なので資産運用のノウハウをしっかり身につけてみんなで笑顔になりましょう。
今日も閲覧ありがとうございました。
グッドラック☆★☆★☆
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