こんにちは。サラリーマン大家Nです。
みなさん知ってますか?
『日本のウォーレン・バフェット 』と呼ばれる人がいることを。
その人物は本多静六 (ほんだ せいろく )です。
1866年〜1952年
東京都日比谷公園や福岡県大濠公園といった有名な公園を設計した人で林学博士。
『公園の父』ともよばれていて、ビジネスマンとしても超一流。
実はこの人が『日本のウォーレン・バフェット 』だったという評価があるのです。
東京帝国大学(現在の東京大学)の教授だったということなので、安月給だったと推測されます。
それでも本多静六は質素倹約に努めて、収入の25%を長期投資にまわし続けました。
東大を退官する時には莫大な資産を築いていたはずですが、彼が素晴らしいのは、巨額資産のほぼ全てを教育・公共機関に寄付したと言うことです。
寄付を受けた先は匿名ですごい金額が振り込まれていて大騒ぎになったそうです。
(ダイヤモンド社 「16歳のお金の教科書」一部引用)
自分が築いた財産を格差是正や社会福祉に使ってもらうなんて、本物のインベスター(投資家)だと思います。
日本の現代では教育格差、健康格差、経済格差が問題だと言われてますが、本多静六はそんな日本の将来を危惧して資産を寄付されたのでは?と思いました。
本多静六さんは86歳まで生きてます。その時代の人ではかなりの長寿。一流の人だから健康管理も徹底していたのではと推測しました。
「せめて25歳までに知りたかった投資の授業」著者 三田紀房 の中では
本多静六は『投資は雪だるま』という名言を残してます。複利の持つエネルギーを熟知していたのですね。
40歳の時には本業より副業の投資運用の収入のが多くなっていたそうですが、今で言うセミリタイアやFIREするのではなく、本多静六は教員を続けています。
自身が教員をすることで得られる充実感のが大きな資産を運用して利益を出すことよりあったのだと思います。
長期積立の投資方法で莫大な資産を築くも寄付するあたりが、ビル・ゲイツ夫婦が作った世界最大の慈善団体『ビル&メリンダ・ゲイツ財団』にウォーレン・バフェットが300億ドル相当の寄付をしたことと似ていますよね。
本多静六が『日本のウォーレン・バフェット』と呼ばれる訳ですね。
閲覧ありがとうございました。
サラリーマン大家N
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