【在職老齢年金改正】シニアが働きやすくなる! 年金繰り上げ受給も改良!

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大家の中居
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こんにちは。サラリーマン大家の中居です。

本業はJRA調教助手してます🏇

副業で大家と太陽光発電、株と投資信託、ブログやってます🏠

いま、改良に向けて議論が進んでいる【在職老齢年金】の制度。

なにそれー?初めて聞いたわ。

大家の中居
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実際、知らない人が多いです。

働きながら年金をもらうこの【在職老齢年金制度】は年齢で2つに分かれています。

65歳以上は『高在老』(高齢者在職老齢年金)

月給と年金の合計収入が47万円を超えると年金カットが行なわれる。(基準が高いため、年金カットは1.5%と少数。)

65歳未満の『低在老』(低所得者在職老齢年金)

年金カットのラインが合計収入28万円と厳しいので、2割近い人が年金を減らされている。

大家の中居
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このカットされた厚生年金部分は戻ってこないから、シニアの働く意欲を奪っていた(-_-;)

しかし、今回の厚生労働省の改正案では『高在老』の基準はそのまま、その代わりに『低在老』の年金カットのラインを28万円→47万円に引き上げる方針に。パチパチ。拍手♬

低在老で働くメリット① 繰り上げ受給の減額が緩和

現行制度では年金の繰り上げ受給を選択すると、65歳より1か月早くもらうごとに年金額が0.5%ずつ減額されていく仕組み

今回、厚労省が社会保障審議会年金部会に出した資料では、この繰り上げ時の年金減額率を引き下げる(1か月0.4%に縮小)ことに。

大家の中居
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60歳から繰り上げ受給なら、0.5%×60ヶ月で3割減だったのが、新制度なら0.4%×60ヶ月2.4割減に緩和されますね♬

年金6万円減額だった人が4.8万円になって1.2万円増えるのはいいね★

低在老で働くメリット② 年金カットがほぼなくなる

これからは『低在老』で働くメリットが大きい。なぜなら。

就労しながら年金繰り上げ受給しても年金カットされないケースが大半にになる。

収入と年金合わせて47万円がラインなら、再雇用で月の給料が額面35万円前後なら年金カットはない想定。(年金額が人並みなら)

年金を繰り上げ受給するか迷っている人には制度改良は大きな転機ね。

低在老で働くメリット③ あとから年金増える

60歳で退職して再雇用で5年間働いたとする(月給35万円+年金12万円)。

65歳からはその期間に年金保険料を支払った分の年金額(報酬比例部分)がアップして支給額は約13万円に増える。

さらにその後も働き続けると新制度では【定時改定】が導入されて年金額は毎年段階的にあがり、70歳では約14万円、75歳なら約15万円になる(月給35万円で試算)。

60〜65歳で毎月の手取り合計が仮に38万円ならしっかり貯蓄できますね。

余った資金でHDV買えば配当金どんどん増えますね♬

ちなみに不動産や株取引や配当金などは年金カットの対象外です。

月給が額面35万円でボーナスなしの場合、月額の住民税が1.6万円・所得税が7677円で手取りが27.7万円に。

iDeCoも65歳まで拠出延長で相乗効果

再雇用で65歳まで在職老齢年金使って働けば、iDeCoの掛金拠出も60歳までと同じペースで可能かと。
iDeCoで住民税、所得税の節税効果も得られるし、運用益も期待できます。
大家の中居
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僕はiDeCoを楽天VTIで3年近く運用してますが、運用利回りは+67441円で+11.79%。節税効果は13万円ほどです☆☆☆

⬇︎楽天証券アプリより
2019年は消費税増税や財政検証の内容も不安だったし、今回の在職老齢年金の改正は明るい話題で良かったです♬

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